就職、進学シーズン、地方から東京へ出てアパートでひとり暮らしを始める方もたくさんいらっしゃる思います。
ひとり暮らしをするにあたり、気をつけていただきたい事柄のひとつにカギの管理があります。
実家で家族と暮らしていたときは、自分がカギを忘れてもなんとかなりましたが、ひとり暮らしではそうもいきません。
もし終電間際にアパートに帰り、カギがないことに気づいたらどうなるでしょうか。
大家さんが近所に住んでいて連絡がとれればいいですが、アパートとは離れた場所に自宅をもつ大家さんもたくさんいます。
友人が近く住んでいれば一晩泊めてもらうこともできますが、上京したばかりでそのような仲の良い人をつくるのは難しいでしょう。
どちらにしろカギの管理はしっかりしておくにこしたことはありません。
新しい部屋に入居する際、ときどき大家さんからカギの交換を希望するかきかれることがあります。
アパートのカギは意外に無用心で、前の入居者が合鍵をそのまま持っていれば、あなたが新しく住んでいても入ることができてしまうのです。
入居前に大家さん側でカギを交換してくれるところが大半ですが、義務ではないのでしていないケースもよくあります。
そんな場合はなるべく交換しておいたほうがよいですし、女性のひとり暮らしであればなおさらしておくことをおすすめします。
一万円もしませんので、それでその部屋に住んでいる間の不安がなくなると思えば安い買い物です。
また、気をつけていたにもかかわらず万が一カギを紛失してしまった場合は、気が重いと思いますが大家さんに申し出てください。
そのなくしたカギが合鍵でとりあえず生活するのに不都合がなかったとしても、もしもそのカギが悪意のある人の手に渡っていたら大変なことになります。
カギも黙って自分で取り替えたり業者に頼んだりはせずに、必ず大家さんを通してください。
自分でやってしまったほうが安くあがるかもしれませんが、勝手なことをしてしまうと後でわかったときにペナルティを科せられますので注意しましょう。